交付金と補助金の違い

交付金と補助金は名称が似ているため、混同してしまう方が少なくありません。
また名称が似ているだけでなく、どちらも国や自治体から支給される返済義務のないお金という共通点もあります。それでは一体、どのような違いがあるのでしょうか。

まず補助金からご説明します。補助金は国や自治体が企業や民間団体を支援する目的で給付されるお金のことです。原則として返済義務はありません。実施している主体は数多く、経済産業省や厚生労働省をいった役所から市町村単位まで及びます。

一方の交付金は、一般的に国から地方自治体に向けて支給されるお金になります。交付金の給付を受けた地方自治体は、このお金をもとに事業の立ち上げを行い、民間団体や企業に補助金として給付したりします。

金額にも大きな違いがあり、補助金が数十万円から数百万円程度の給付額であるのに対して、交付金はケースにもよりますが数千万円から数億円といった金額が動くことがあります。

こうした違いが交付金と補助金の間には存在します。
ただし、あくまでも上記はイメージですので、実際に自治体で行われている補助金制度などは金額がもっと少額なこともあります。ただし、補助金は様々な組織が常に給付しているため、起業に際しては是非とも活用したい資金調達手段でもあります。

補助金を上手く利用し、起業を成功へと導きましょう。
資金調達に関するお悩みは、梶田総合事務所までお気軽にお問い合わせください。